前歯の指す方向

もう一度あの日に戻るとしても 同じ路選ぶだろう

愛が地球を救ってほしい

CDデビューしているジャニーズ事務所のアイドルの中で私がいま一番好きなグループが、夏の風物詩である24時間テレビのメインパーソナリティーを務めました。

 

Sexy Zoneの一昨年昨年の売り出され方を見ていると、24時間テレビに起用されるのはそう遠くない気がしていた。気のせいじゃない、たぶん他のファンの人たちもそんな予感がしてたんじゃないかな。

 

ただ、彼らには現在グループとしてのレギュラー冠番組がありません。個人でレギュラー番組に出ているメンバーもいたり、かつては携帯電話向け放送で番組をもっていたりしましたが、今は情報番組やバラエティ番組へはゲストとしての出演がほとんど。コンサートを見ていても、5人でトークを回すことが決して得意とはいいきれない印象がありました。それも可愛いなと思っていたんだ。ごめんね。

 

だから、24時間テレビはそう遠くないと思いながらも、深夜枠あたりでレギュラーの冠番組をもってからなんじゃないだろうか、などと考えていましたが、本当に遠くなかった。

 

彼らがデビューしてからの年数を考えると、(その間に様々な状況変化があったにせよ)特段早いタイミングではないかもしれないけれど、今年とは思ってなかった。

 

でもこれだけはいえる。彼らは番組のテーマ「愛は地球を救う」にぴったりなグループです。

 

この番組の話が舞い込む前から、おそらくSexy Zoneは、少なくとも私が好きな中島健人くんは本気で「愛で日本を変えたい」と思っていた、はず。

 

整った小さな顔とすらっと長い脚、どこからどう見ても絵に描いたようなイケメン。大好きな大きめの前歯が特徴的な口から出てくるのは、今時少女漫画でもお目にかからないキザなセリフの数々で。この強烈なキャラクターにより自分の周りでは「セクシー芸人の子」だなんて言われたりもしていますが、まあ、あながち間違いではない。アイドルだけど。

 

健人くんがセクシーセクシー言っているのは事実だし、「Sexy時代を語る」と題したラジオ講座を4夜にわたって開き「ありふれた日常にSexyがある」「Sexy equal Happy」と電波を通して説いたこともある。私はSexy時代の人間1回目な未熟者なので、中島先生がおっしゃっていることに追いつかないことがあったりなかったり。

 

以下、昨年の12月に書いたブログ(別の場所で細々と書いていた)の一部抜粋です。健人くんがホンマでっかTVに出たあと勢いで書いたので一部っていいながらまあまあ長い。

 

2017年も年の瀬が迫る中、世間の皆様が気づき始めてしまいましたね。

 

そう

 

我々が生きているのはSexy時代であると。

 

Sexy時代とは何か?

 

ありふれた日常にSexyがある世界

 

世界中の人が、いわばAll Sexyが、常に発信しているSexyを享受することで、Sexy=Happyであることです

 

つまるところ我々の生活はSexyを基盤に成り立っているわけです

 

 衣食住ですか?

 

チチッ、それは時代遅れですね

 

衣食住Sexy

 

これが新しい常識です。

 

憲法第25条「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」

 

いうまでもなく「最低限度」にはSexyが含まれているといっても過言ではありません。

 

なぜならば、皆様がこれまでお気づきでなかっただけであって、既にSexy時代は創られているからです。

 

中島健人によって

 

以前、中島先生のラジオ講座「Sexy時代を語る」全4回を拝聴させて頂きましたが、大変に高尚な教えであるが故に理解が追いつかない部分が多く、わたくしのようなSexyを発信できず、世の中を幸せにできていない煩悩まみれの平民には、まだ先生に学ぶのは早い気さえしてしまったものです。時期尚早、ジキジキソウソウ、ジキソウソウ、ジキソウソウ…

 

ごほん。話が以前信仰していた別宗教に逸れそうになってしまいました。

 

Sexy時代が連日人々を魅了している様は、中島先生のお教えを受けている末端としても非常に喜ばしい現象であると感じております。皆さまもお気軽にご参加ください。ファミリアスはどなた様にもあたたかくmildでwildなSexy世界を体験して頂く準備が整っております。ストレス社会に疲れてたあなた、いかがでしょうか。

 

ふざけてる。

 

でも彼らが24時間テレビに臨むとなってふざけた文を改めて読み返して気付いたんです。

 

健人くんのいうSexyは“愛”のことなんじゃないか。これからの日本ひいては世界に求められている新しい時代の”愛”のことなんじゃないだろうか。

 

健人くんのいうSexyを愛という言葉に置き換えるとしっくりくるんです。

 

「ありふれた日常に“愛”がある」

 

「“愛” equal Happy」

 

驚きましたね。彼がSexyを発信していることは愛を広めていることなんです。創ろうとしているSexy時代は愛に溢れている時代のことなんです。ようやく気付く私は平民どころか愚民です。中島先生、修行が足りず申し訳ありません。

 

 

24時間テレビは、良い意味でも悪い意味でも毎年話題になります。感動を呼ぶ反面、根強いアンチもいます。

 

個人的には好きとか嫌いとかの感情をこの番組にもったことはありませんが(あえていうと障害をクローズアップしすぎたドラマと夜中のバラエティは苦手だ)番組の意義はあると考えています。こうして大々的な番組を毎年放送することによって、自分の日頃のコミュニティ外に目を向けてもらえる。「理解」は難しくても「認知」することで、点字ブロックを踏んで無意識に歩行を妨げないとか、障害者用の駐車スペースに停めないとか、そうした気付きにつながるかもしれないと思うわけです。

 

かなり贔屓目なのは承知の上ですが、Sexy Zoneというグループは新しい時代の価値観をもったアイドルです。健人くんは言葉に対してとてもデリケートで、人を傷つけることが嫌いで。そこに更にグローバルな視点をもったマリウスくんがいて。とにかく仲間への情にアツい風磨くんがいて。どんな逆境でも前向きで笑顔な聡ちゃんがいて。真ん中にはバランス感覚がとれて物事を俯瞰で見れる勝利くんがいて。

 

最近知人と「人を下げた笑いは時代遅れ」という話になりました。だからサンドウィッチマン渡辺直美さんが売れっ子なんだと。

 

今回の24時間テレビの出演者を見れば、まさになるほどな。

 

「だからSexy Zoneは売れる!」という単純なことではなく、彼らはきっと新しいアイドル像を見せてくれるんじゃないかと思わせてくれます。健人くんのファンに対する呼びかけが「Sexy Girl」からいつの間にか「Sexy Lover」になっていたり、勝利くんが同性に告白された時「アイドルだから付き合えない」と答えたり。

 

ああそうか、Sexy Zoneも勝手な自論で言い換えると愛に溢れた地帯なのか。

 

彼らにこうなってほしい、ああなってほしいって思うのはファンのエゴな気がして言葉にすることが怖いけれど、新たな時代の考え方を歌やコンサートや番組を通して伝えてくれる、エバンジェリストのようなアイドルになれるんじゃないかとワクワクする自分がいます。そうなったら私たちファンがインフルエンサーになって、Sexyという名の愛をまずは隣の人に届けていけばいい。これはもはや尊敬するマザーテレサからの教えと同じだ。

 

ゆとりゆとりいわれちゃう世代だけど、愛で差別や戦争はなくなるって信じさせてほしい。愛が幸せを生むって思わせてほしい。カリスマ性のあるスターだけがヒーローじゃなくてささやかな愛が集結して地球を救ったっていいんでないの?だめ?

 

 

きっといまはSexy時代前夜。

 

新しいAgeへここからはじまるSexy Zone